|
|
may the imagination be with you...........
|
| s | s | s | s | LEGO Kitty Project | |
| lego |
はじめに というわけでレゴ鍛錬場久々の(2001年3/17日現在)創作、Hello Kittyは いかがだったでしょうか?(^^) 初の積分構造品ということもありまして様々な試行錯誤の繰り返し、 また部品入手の四苦八苦などもありまして製作期間よりも 下準備に走り回った作品となってしまいました(^^; さてこのHello Kittyですが、これはレゴの世界ではLEGO Sculpting と 呼ばれています(日本では「積分モデル」と呼びます) なぜLEGO Sculpting という呼称が用いられるのかについて詳しいいきさつは分かりませんが、 少なくとも四角いブロックを何個も重ねることにより曲線を再現していくことを、 北米の人間がSculpting=和訳で「彫刻」という感覚で捉えていることが 発端になったのではないかと思います。 また、積分構造及びその深い造型論に関してはNyu尊師のMIBを参照になってください。 積分モデルに関しては、古くはデンマークのビルンにあるレゴランドの造形物に始まり、 最近ではデパートなどのレゴ売場に販促用にレゴジャパンから貸与されることも多いので 目にする機会も日本では多くなってきました。 しかしながら北米やヨーロッパでは、市販されている基本ブロックのまとめ売りセットを大量に使用して、 レゴ社以外のアマチュアが自力で積分モデルに挑戦するようになってきたのです。 世界の人間がやるならば、日本人も逃げてはいられませんよね? さて今回作成したHello Kittyは、頭部に基本ブロックと薄いプレートを何枚も重ねた構造を持ち、 また胴体は基本ブロックだけを重ねた変則的な構造から構成されています。といいますのも、 世界のSculpting作品は基本的に全ての構成物を基本ブロックのみで構成しているので、 彼らの作品よりもより滑らかな表現を実現するためには、最も細かいプレート単位での 積分構造が必要だと考えたからです。 北米においては、3033 {Unnamed 1200-piece brick tub}と呼ばれるバルク売りバケツがあるために 基本ブロックに関しては入手が容易なわけですね。 ですから必然的に基本ブロックを最小単位とするアメリカン積分では、滑らかな表現をするために 作品が巨大化するという現象も起こっています。 作品の質で勝負する以上、彼らに勝つには最も目立つ頭部だけでもプレート積分に しなければいけないと判断したのはこのためです。
パーツ準備 この画像は今回のプロジェクト用に用意した基本ブロックの一部を並べた物で、 各袋に約500個の基本ブロックが入っています。 今回のプロジェクトに際し用意した1200-piece brick tubは全部で10個、 これに加えてエクストラで白ブロックを6000個用意しました。 1200-piece brick tubをアメリカから発送してもらう際に一番にリクエストしたことは、 1200-piece brick tubが入っている「青い入れ物」から全てのブロックを出して ビニールに入れて発送してもらうことでした(笑) そうしなければ送料は莫大な金額になってしまうからですね(^^; 用意してくれた北米の業者も、「骨の折れる作業だったよ〜(笑)」というメールを送ってきました(^^;
設計及び製作作業 製作にあたり作成した設計図はあまりにもチャチな物なので公開は出来ませんが、 全体のバランスを測る目的の設計図とゲージを用意して実際の作業にあたりました。 元来、面倒臭さを嫌う性格なので省略できるところは省略したというのが本音なのですが(笑) ちょっと話はそれますが、ワタシは藤田慎也氏のミレニアムファルコンと スターデストロイヤーの設計図のコピーを所有しています。 それは殆ど精密機械の設計と思われるほど緻密に作成されています。 それに比べるとワタシは設計に関して殆ど行っていない上に、作業の行程を殆ど人間の感に 頼っている有様で、非常にオーガニックと言えるでしょう(笑) Hello Kittyの暖かさは、「オーガニックな作業」に名を借りた「怠慢さ」がその本質なんですね(爆笑) 今回のHello Kittyは接着、着色はもちろん行っていません。 そのために、目や鼻といった部分の取り付けには様々な困難がありました。 またモデル自体の重量がかなりの物であるために、内部の補強材に用いた柱は 垂直方向及び前後左右に至るまでガッチリと組まれています。
胴体の内部を作業中に撮影した画像です。 この作業のあと、胴体中心部分にメインとなる柱、及び前後左右へのブリッジが取り付けられます。
また作業が終盤に近づくにつれ、作業用の仮組の治具などもその都度作成しました。 作業をしていると感じるのですが、細かい基本ブロックで大きな構造体を作成するのは本当に大変ですね。 最後に 実際の作業というものは単調で、常に神経を尖らせないと形がいびつになってしまします。 また集中力もそれほど長く持続するものではありません。そう考えると大変な作業だったなあ〜という思いが強いですが、 終わってしまえばこっちのもの。これほどカワイイ置物もありません(^^)V 次回は是非ともスヌーピーに挑戦してみたいと思います。 2001年3/17 小倉正之 |
||||
|
may the imagination be with you...........
1999, 2000, 2001, 2002, Masayuki Ogura all rights reserved contact |
|||||